スピーカーとして参加させていただきました
Illustratorユーザの祭典、dot-ai, Vol.2(2013年11月23日開催) が無事終了いたしました!
前回に引き続き、私もスピーカーとして参加させていただきました。
会場参加下さった皆様、ビデオ参加の皆様も、有難うございました。
撮影:鍋坂 樹伸(コマーシャルフォト サン・スタジオ)
まさかのトップバッターで喋る前はずいぶん緊張したのですが(笑)
自分のセッション後はリラックスした状態でじっくり聴けましたので、私自身もとても楽しめました。
「ネタ祭り」ということで、前回の「アピアランス」のようなひとつの機能に特化したものでは無かったのですが、内容はかなり濃かったです。
当日はなんと怒涛の14セッション!ひとつのセミナーでここまでのセッション数はなかなか無いと思います…w
意外に活用されていない3D機能
私は予定通りIllustratorの3Dについてお話をさせていただきました。
「イラスト制作ではコレがないと作業にならない!」というくらい大好きな機能なので、紹介する機会をいただけて嬉しかったです(´ェ`)
当日のサンプルはこんな感じ。
パッと見ただけでは「普通に描いただけでしょ?」ってものもあるかと思います。
でもこれはみ〜んな3D効果を使って描いたものだったりします。
セッションの前半では3D効果を使う際に押さえるべきポイントを、後半では3Dを使った少し複雑なイラスト作成の様子を解説させていただきました。
搭載されてかれこれ10年経つ3D効果なのですが、恐らく出来ることはリリース当初からあまり変わっていません。
処理の重さや融通の効かなさから敬遠されることも多いのですが、グループ編集モードやライブカラー、シェイプ形成ツールなど、強化された新し目の機能と連携させたり、クセやコツを掴んだ上で運用すれば意外とすんなり扱えるものだったりします。
工夫次第でとっても心強い味方になってくれるので、地道な作業さえクリアできればイラスト作成が苦手な方にもおすすめです。
今や3Dをやりたければ世界中に様々なソフトがある時代ですが、ベクターをマッピングできること・レンダリング後の結果がベクターであることは、Illustrator 3Dならではの利点と言えるでしょう。
もちろん本来は3D専門のアプリケーションではないわけですから、カユイところに手が届かなくってイライラすることも多々あります。
しかし、そういう点ってまずはユーザが声を上げていかないと絶対に変わりませんよね。
気軽に使える方法を提案することで、Illustrator 3Dを活用される方が増えるといいなーという気持ちで当日はセッションさせていただきました。
なので、「使ってみようと思った」「やってみたい」という意見がアンケートで拝見でき、非常に嬉しかったです。
終了後のアンケートで感想やご意見を書いて下さった皆様、本当に有難うございました。
是非今後の参考にさせていただきたいと思います。
今からでも大丈夫!「ビデオ参加」もお得です
遠方の方やお仕事で参加を断念された方には、当日のようすを動画で観られる「ビデオ参加」がおすすめです。
会場参加の方と同様、ビデオ参加の方にもフォローアップはしっかりついてきます。
実際のデモデータをいじりながら動画を観る、なんて方法もビデオ参加ならではで面白いかもしれませんね。
前回のvol.1では事前に申し込んだ方だけビデオ参加可能だったのですが、今回からは後からでも大丈夫。
vol.1とvol.2両方のビデオが観られるおトクなセットもあるようですよ。
ビデオ参加してみたいかも!という方は是非こちらを見てみてくださいね。
最後に感想。
そんなわけで、私自身もとっても楽しいセミナーでした。
いろんなセミナーがありますけど、ここまでユーザー目線、かつ内容がバラエティに富んでいるものも珍しいのでは?
Illustratorの新機能のセッションもありましたけども、今後のIllustratorがどう変化していくのか、1ユーザとしてしっかり見守りたいですね。
スピーカーの皆さんが提供してくださったフォローアップのデータで勉強して、今後もっとIllustratorを使いこなせたらなと思います!
Adobe Illustratorが好きな人。
フリーランスで在宅DTPオペレーター&イラストレーターをしながら、Illustratorについておしゃべりしたり、記事や本を書いたりしています。
Adobe Japan Prerelease Advisor, Adobe Community Expert